ワイキキ・アラモアナ周辺の戦跡一覧
フォートデラッシー公園(Fort DeRussy Park)
ワイキキビーチのデラッシー要塞は沿岸防衛のために南北戦争時代に建設された。
現在は公園として一般に公開され、自由に立ち入ることができる。
公園内にはたくさんの記念碑がある。この記念碑は第442連隊、陸軍情報部、第1399工兵大隊、第100歩兵大隊を記念するものである。
記念碑の中には兵士個人を記念するものもある。
この記念碑は第422連隊所属の二等軍曹、日系人ロバート・トシオ・クロダを記念するものである。「Kuroda」の「d」の文字が脱落している。クロダは昭和19年(1944年)10月20日、フランスのBruyeresの闘いにおいて、二つの銃座を破壊したのち、敵兵に狙撃されて戦死した。
記念碑の上にはクロダの説明板が設置されている。クロダは太平洋国立記念墓地に葬られている。
「フォートデラッシー公園(Fort DeRussy Park)」の歩き方
フォートデラッシー公園(Fort DeRussy Park)ワイキキのメインストリートであるKalakaua Ave.を北西へ。
フォートデラッシー公園はKalakaua Ave.とビーチ、Saratoga Rd.とAla Moana Blvd.に囲まれた区画にある。
米陸軍博物館(US Army Museum)
明治44年(1911年)に真珠湾防衛のために建設されたランドルフ砲台は、現在ハワイ米陸軍博物館となっている。この砲台には2門14インチ砲が設置され、真珠湾攻撃の直後に実弾射撃訓練を行ったことが記録されている。
砲台はビーチのすぐ後ろ側に位置する。
博物館は砲台に関する説明のほか、第二次世界大戦に関連する武器やパネル展示が豊富である。
博物館の前の屋外展示では日米の戦車や砲が並べられている。
展示内容詳細
・要塞概観
・真珠湾攻撃資料
・日本軍機残骸
・K作戦
・九二式歩兵砲
・九九式二〇粍二号機銃
・九二式重機関銃
・一〇〇式機関短銃
・九二式七粍七機銃
・十一年式軽機関銃
・九九式軽機関銃
・三八式歩兵銃、九九式小銃、三十年式銃剣
・十年式擲弾筒、八九式重擲弾筒、八九式榴弾
・九七式手榴弾、九八式柄付手榴弾、陶器手榴弾
・二十六年式拳銃、南部大型自動拳銃、十四年式拳銃、南部94年式8mm自動拳銃
・軍刀、軍帽、水筒
・千人針、旗、杯
・ブローニングM1917重機関銃、火炎放射器
・米軍重火器
・米軍小火器
・ドイツ軍武器
・朝鮮戦争、ベトナム戦争
・九五式軽戦車
・一式機動四十七粍速射砲
・M24軽戦車
・その他屋外展示
「米陸軍博物館(US Army Museum)」の歩き方
米陸軍博物館(US Army Museum)ワイキキ中心部からは、ワイキキのメインストリートであるKalakaua Ave.を北西へ。Saratoga Rd.を南西へと左折する。Saratoga Rd.の突き当たりにあるKalia Rd.を右折する。博物館はこの交差点のすぐ海側にある。
バスで行く場合は、8、19、20、23、42系統のバス停が近い。
入場料:無料
開放時間:09:00-17:00
休館日:日曜日、月曜日
HP:http://www.hiarmymuseumsoc.org/
(2011年現在)
太平洋国立記念墓地(パンチボール)
ワイキキ市街地の北西のパンチボールは太平洋国立記念墓地となっている。
パンチボールは凝灰岩でできた火山の噴火口であり、オアフ島が第2の火山活動期を迎えた7万5千年から10万年前に形成された。外輪山からはホノルル市街地が見渡せる。
第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に従軍した3万4千人の退役軍人が祀られている。
記念館には小さな協会と太平洋戦線で起こった様々な戦いに関する解説が展示されている。
展示内容詳細
・記念墓地
・資料館
・パネル展示
「太平洋国立記念墓地(パンチボール) 」の歩き方
太平洋国立記念墓地(パンチボール) 墓地はホノルルの中心部にあり、ホノルル国際空港とワイキキのホテル地区のちょうど中間あたりに位置する。ハイウェイ1 East号線からLunaliloフリーウエイへと入る。Paliハイウェイを北へ。陸橋を越えて右折してPuowaina通りへと入る。
ダウンタウンの Alapai St/King St のバス停から15番バスに乗車し、最寄りの Hookui St/Puowaina Dr で降車。ただし本数が少なく、最寄りのバス停からパンチボウルの丘まで徒歩15分。
入場料:無料
開放時間:08:00-17:30(9月30日~3月1日)、08:00-18:30(3月2日~9月29日)
休館日:なし
HP:http://www.cem.va.gov/cems/nchp/nmcp.asp
(2011年現在)