北京市街の戦跡・見どころ一覧
「北京航空館(北京航空航天大学)」
北京航空航天大学の敷地内に北京航空館がある。建て替え中で博物館としては公開していなかった。
収蔵品は駐車場だったスペースに保管されている。主翼が雑然と積み重ねられており、保存状態は良いとは言えない。
「一式双発高等練習機(キ54)」である。主翼や扉などは外されている。現存しているのはこの一機のほか、2010年に青森県と秋田県の県境の十和田湖の湖底に沈んでいるのが確認された。
駐車場には雑然と機体が並べられている。ソ連のミグ戦闘機など戦後の機体が多いが、第二次世界大戦期のものとしては「P-61(ブラックウイドウ)」や「P-47(サンダーボルト)」、「V2ロケット」などがある。
展示内容詳細
・一式双発高等練習機
・P-61(ブラックウイドウ)
・P-47(サンダーボルト)
・V2ロケット
・その他航空機
「北京航空館(北京航空航天大学)」の歩き方
地下鉄10号線西土城駅が最寄り駅となる。駅を出て学院路を北へ行く。1kmほどの左手に門があり、ここから入る。
門から入ると左手に大きな建物がある。この建物に沿って200mほど行った右手が建て替え中の北京航空館である(2011年)。門から250mほどのところの通りを左折、すなわちこの大きな建物に沿って回りこむ。左折してから200mほどのところの左前の駐車場がフェンスで仕切られて仮設置き場となっている。
「北京警察博物館」
「北京警察博物館」は天安門広場から徒歩10分ほどのところにある博物館である。
北京警察に関する展示物がメインであるが、大東亜戦争中の武器も展示されている。
20世紀の始めにアメリカのシティバンク北京支店として使われていた4階建ての建物であり、洋風な趣がある外観である。建物の左側の小屋はチケット売り場である。
1階から3階までは北京警察の歴史に関する展示である。近代に使われた鎖かたびらである。
4階には中国や日本のみならず、世界各国の銃器が収集されて展示されている。
特に拳銃の収集量はかなり豊富である。
一般公開が始まったのは2001年であり、比較的新しい博物館である。
展示内容詳細
・九九式軽機関銃・十一年式軽機関銃
・四四式騎銃
・南部式自動拳銃
・二十六年式拳銃
「北京警察博物館」の歩き方
地下鉄1号線、天安門東駅(TIAN’ANMEN East)を下車。C出口から出ると大通りでるので、大通りを左に見るように(東に向かって)進む。なお、この大通りの反対側が天安門である。
大通りを500mほど歩いたところにある正又路を右折(南へ)する。
正又路(ZHENGYI LU)を700mほど行くと、北京警察博物館の場所を示す看板が出てくるので、ここを右折する。看板から100mほど入った左手にある洋風建築が「北京警察博物館」であり、道を挟んで反対側は最高人民法院である。
建物の左側にある小屋でチケットを売っている。
入場料:5元
休館日:月曜日
開館時間:09:00-16:00(チケット販売は15:30まで)
HP: http://www.china.org.cn/english/features/museums/129054.htm
(2010年現在)