アデレード

大東亜戦争におけるダーウィン・アデレードの歴史
ダーウィン・オーストラリア航空歴史センター(Australian Aviation Heritage Centre)・イーストポイント戦争博物館(East Point Military Museum)・戦争記念碑(War Memorial)...

アデレードの戦跡一覧

戦没者慰霊碑(War Memorial)

アデレード市街中心地の北側に「戦没者慰霊碑」がある。中央の大きなモニュメントには「1914年から1918年の第一次世界大戦に身を捧げた人々の勇気、忠誠、犠牲を永遠に忘れない」と刻まれている。オーストラリアは第一次世界大戦で欧州戦線を中心に33万人が出兵し、6万人が命を落とした。

モニュメントは天使とそれを崇める3人の民衆がかたどられている。

モニュメントの後ろ側には第二次世界大戦を記念する銅板がある。銅板には犠牲者の名前が刻まれている。

周辺には各部隊ごとの記念碑が立てられている。この記念碑は第8師団の輸送隊、海難救助隊、補給隊ののもである。各隊の戦歴とともに「決して忘れない」と刻まれている。

「戦没者慰霊碑(War Memorial)」の歩き方

アデレード市街中心を南北に走るKing William St.の東側にKintore Ave.が通っている。

Kintore Ave.と東西に走るNorth Tce.との交差点の北西角にある。

南オーストラリア航空博物館(South Australian Aviation Museum)

ポートアデレードにある「南オーストラリア航空博物館」である。この博物館は飛行機好きが集まって作ったレストアサークルが1984年にガレージで展示を行ったのがこの博物館の始まりであった。

展示機はプロペラ機から戦後のジェット機やヘリもあり、雑多な印象である。第二次世界大戦期のものとしては「スピットファイア」がある。

博物館にはレストア工場が併設されている。こちらは一般公開はしていないが、スタッフが中を案内してくれた。2011年現在、イギリスのフェアリー社の軽爆撃機「バトル」がレストア中であった。

日本軍機そのものはないが、装備品や写真が展示されている。床に置かれているのは「零式艦上戦闘機(零戦)」の増槽(ドロップタンク)である。増槽とは航続距離を伸ばすための追加燃料を入れるタンクであり、会敵時には切り離して空気抵抗と重量を軽減できるようになっていた。

展示内容詳細はこちら
・日本軍装備品他
・スピットファイア
・ランカスターの機銃座
・バトル

「南オーストラリア航空博物館(South Australian Aviation Museum)」の展示内容
日本軍装備品他「零式艦上戦闘機(零戦)」の増槽(ドロップタンク)である。増槽とは機外に追加で取り付ける燃料タンクであり、空戦時には切り離すことによって重量や空気抵抗を減らすことによって機動力を上げることができた。増槽には330Lの容量があり...

「南オーストラリア航空博物館(South Australian Aviation Museum)」の歩き方

ポートアデレードの一角である。アデレード市街地から伸びるA7号線を北西に向かう。

A7号線を10kmほどのところにあるSt. Vincent St.で右折し、100mほどのところのLipson St.で再び右折する。200mほどで左手にRailway Museumがあるが、ここを通過してさらに200mほど行ったところの路地を左へ入る。路地の入口には博物館の位置を示す看板があるので目印になる。

南オーストラリア航空博物館(South Australian Aviation Museum)入場料:9豪ドル
休館日:なし
開館時間:10:30-16:30
HP: http://www.saam.org.au/index.html
(2011年現在)
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クラッシックジェット戦闘機博物館(Classic Jet Fighter Museum)

アデレード北東のパラフィールド飛行場にある博物館である。ジェット戦闘機博物館という名の通り、フランスのダッソー社のジェット戦闘機「ミラージュ」が展示されている。しかし、第二次世界大戦期のレシプロ戦闘機の展示が中心の構成となっている。

アメリカのロッキード社の双発陸上戦闘機「P-38(ライトニング)」である。この機体はニューギニア島のラエの飛行場に放置されていたものを当博物館でレストアしたものである。機体の横にはしごが設置してあり、操縦席を見ることもできる。

日本軍機そのものはないが、装備品や銘板などが展示されている。

博物館の隣のハンガーはレストア工場となっている。2011年現在、アメリカのヴォート社の艦上戦闘機「F4U(コルセア)」がレストア中であった。この「コルセア」はバヌアツ共和国エファテ島の浅瀬に水没していたもので、オリジナルの主翼の付け根部分があるが損傷は激しい。

展示内容詳細はこちら
・日本軍機の装備品
・P-38(ライトニング)
・P-51(マスタング)
・P-39(エアコブラ)
・F4U(コルセア)
・その他航空機

「クラッシックジェット戦闘機博物館(Classic Jet Fighter Museum)」の展示内容
日本軍機の装備品日本軍機から回収された装備品が展示されている。日の丸への寄せ書きである。「片桐秀蔵君」「武運長久」と読み取れる。「零式艦上戦闘機(零戦)」の操縦桿である。太平洋のどこかの島からオーストラリアに持ち帰られたものである。左側は「...

「クラッシックジェット戦闘機博物館(Classic Jet Fighter Museum)」の歩き方

アデレード市街から北東へ20kmほどのパラフィールド飛行場にある。アデレードからは市街からA1号線を北へ7kmほど行く。五叉路があるので、ここから右斜め前へ伸びるA20号線に入る。

五叉路から10kmほどのところの左手にパラフィールド飛行場があり、飛行場を回り込むようにA18号線で左折する。1kmほどいった左手に飛行場入口があるので、ここを入る。博物館は左手のハンガーの中である。

入場料:9豪ドル
休館日:クリスマスデー
開館時間:10:00-16:00
HP: http://www.classicjets.com/
(2011年現在)
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